会場からの意見

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「まちづくりの現場が求めるネットワーク」
―― 地域コミュニティ活動と次世代技術の融合 ――


西山
:ありがとうございました。ここで少し会場から意見をいただいて、それに答えていくという形を取りたいと思います。今日来た方で一番遠いところから見えている方がおりますので、その方にお話をいただきたいと思います。四国からおいでの坂本さん、何か意見をいただければと思います。お願いします。

坂本:四国からきました、坂本と申します。6月の11日に同じくP2Pのフォーラムを四国の大学で開催しました。
前半部分と今の議論を聞いていまして、率直な感想としては、この街は、見た目は静かなんですが中はとても熱いところがあって、みんな確実に動いているなというところです。それも一番動いているのは協議会とか組織ですね。それがリンクして動こうとしているし、地域情報化大賞も受賞されて、具体的な取り組みも本物になってきているということを感じています。
その中で今の議論で地域という議論があったんですが、私もずっと考えていまして、地域とコミュニティは分けて考える概念だと思います。地域というとどうしてもひとつのエリアとなって、実際、町内会のレベルもあれば市のレベルまであるわけです。その中で色んなレベルのエリアの情報化、情報化というのは一つの手段でありますから、こういうコミュニティの人がそれを使ってどういう街づくりをしていくか、活性化していくかという手段をどう作っていくか。あくまで手段として、地域の街づくりをどう行っていくかということです。地域ということをじっくり考えていくことと、もう一つはコミュニティということをじっくり考えるということです。それらを考えればやることはわかってくると思います。
それから、本当に大事なのは人的資源ですね。こういうものがないと動かないですから、それをいかに並列的に繋いでいくかということです。
四国でもこういう形で地域、コミュニティのあり方を考えています。よろしくお願いします。

西山:次に市民推進センターゆいの江原さん、いらっしゃいますか。桐生での活動の感想などをお願いします。

江原:桐生市民活動推進センターの江原と申します。
今日の資料でも配らせていただいていますが、桐生市民活動推進センターといいますのは桐生市が設置しまして、桐生市民活動推進ネットワークという団体が運営しています、公設市民営の施設でございます。どのようなことをしているかというと、色々な活動をなさっている皆さんが、毎日のように印刷をしたり、会議をしたり出来る場所です。
昨年の7月にオープンしたんですが、今まで8938人の方が利用しています。利用内容は印刷、会議などです。場所はJR桐生駅北口の角で、便利な場所にあります。

先ほどの先生方のお話にあったんですけど、技術的なことと人のコミュニケーションをいかに重ね合わせるかということがもっとも大事な課題だとおっしゃっていたので、私どものところでは皆様に来ていただいて、来ていただいたことで人の輪が広がるということを目的にしていますので、そういったことでお役に立てるのではと思っています。
是非皆さんに来ていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

西山
:ありがとうございました。もう一方で地域活動をされている若い方の意見を聞きたいのですが、今日、実際にP2Pを使っている方でということで、早稲田のナカイさん、お願いします。

ナカイ:ナカイと申します。私はこれからP2Pの勉強をしていこうと思っています。
P2Pはこれからにとても有用なものだと考えています。今実際に取りざたされているのが著作権の問題などでありまして、これからツールとしてどのような使われ方をされていくのが良いのだろうと考えているところであります。
このような地域活動のために有効活用されていく以外にも、役に立つテクノロジーとしてこれからもP2Pという技術の研究ができたらいいと思います。

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